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Ursula Le Guin (アーシュラ・ル・グウェン)のアースシーシリーズ読んだことありますか。1〜4巻、更に前に戻った話が2巻があります。私はやはり1作目(写真の本)が好きですが、4作目のタハヌも好きです。す〜〜〜ごっく簡単に言うと魔法使いの話ですが、とっても奥が深いです。人間の中で相反しているもの、そして何よりも冒険をしていく中で、争いが起こっても血が流れることがほとんどないです。前の話に戻った時にですが、魔法を持っている男の子が奴隷に捕われ、またそこで女の子に会うのですが、とっても読むのがつらかったですね。そこがポイントなのでしょうが、人間の貪欲さ(ここでは魔法使いたちもそうですが。。。)や醜さが描かれていて、身近なだけにつらいですよね。
さて、2年前?にぐらいにアースシーシリーズがアメリカでテレビ化されることになりました。原作では、主人公のゲドは銅褐色の肌色で、どちらかと言えばのFirst nation人の容貌に近い感じで、ほとんどのキャラクターはpeople of colorです。これには、やはりル・グウェン氏なりの意図や思いが入っていたと思います。ですが、テレビシリーズでは、ほとんどがヨーロッパ系、白人のキャストでした。何故制作者がこうしたのかという意図も分かりますが、作家の意図が無視されていて寂しいですね 更に、宮崎駿氏の息子、宮崎吾朗氏が「ゲド戦記」を映画化されたのは、皆さんご存知ではないかと思いますが、映画化すると聞いてすっごくエキサイティングしましたが、このポスターのゲドを見た時に一気にがっかりしたのを覚えています。それで、宮崎吾朗氏にメールを書きましたが、もちろん返信は来ませんでした。見ていないので、何とも言えませんが、制作者には脚色やイメージを変える自由はあると思います。ですが、アースシーの名前を使っておらず、彼自身の制作であれば、もっと納得がいくのですが、作家の想いが反映されていないところが本当に悲しいです。宮崎氏やル・グウェン氏は制作する上で話をされていたようですが、もともとストーリーを書いた作家に対して尊敬心が欠けていることが悲しいですね ずっと前にですが、バレンタインの時に私の彼氏がくれたゲドのイメージです。鉛筆のスケッチですが、もっと原作に近いイメージだとおもいます。
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自己紹介:
20代前半にカナダに移住、はや11年目を迎え、まだまだ風来坊です。大学院留学、英語講師の経験を経て、また30半ばにして学生生活へと戻るべく準備を進めています。5月に初マラソン完走!更に走り続ける。。。
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