忍者ブログ
カナダ・アメリカの生活、ランニング、映画、SF、政治、オタク度何でもあり。続けられたらよし。
[1]  [2
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



日本から土曜日に帰って来ました。変な気分で土曜日が2回あるって感じ。時差ぼけバリバリで、飛行機でも寝たし、帰って来てからも昼寝したと思ったらまた日曜日もすっごく寝てしまいました。

日本滞在中はいろんな人にお世話になりました。マラソンの応援にもかけつけて来て下さってありがとう!!そして、こちらから応援してくれた方もありがとう!!応援や励ましなしではとっても走れませんでした。それから、特にWにとっては日本は初上陸、初体験だらけで、会う人、会う人、とっても親切にして頂き、しかもお世話をかけてしまいましたが、お陰でとってもよい体験、そして訪問となりました。二人にとって、とってもよい思い出になりました。多分私はこれから毎日日本でのWの経験を聞いていくこととなりますが、またこれも皆さんのお陰です。この場を借りて、お礼を述べさせていただきました。

また落ち着いたら東京マラソンを含めて、日本訪問について書いていきたいと思っています。また日本滞在中にいろんなニュースも舞い込んできましたので、また報告を。一つだけやはりバンクーバーに帰って思うことは、空気がおいしいですわ〜。それだけは、感じますね〜。

今後乞うご期待!


PR
最近の日本領事館からのメルマガで、『「出入国管理及び難民認定法」の一部が改正され、本年11月20日に施行される』とあった。これだけ見ると、はて?と思いますが、『日本に入国する外国人の皆さんより指紋等個人識別情報の提供を求める』ということだった。何故?『テロの未然防止のための規定の整備』の一環としてだそうだ。また日本政府の保守的な方向への動きが見られる。人差し指の指紋と顔写真を取られるそうだ。実際のところ、この指紋を集め、顔写真を取るっていうのは、外国人を犯罪者扱いしているような差別的行為と取られるよね。拒否をすれば、入国は許されない訳で。『テロ防止』って今更という気さえしますが、アメリカ政府の真似としか考えられない。実際これで、テロが防止できるのかどうか疑問にも思えるけど・・・

ということは、もし彼が行く時にはこれが実行される訳であって、この過程を通らなければいけない。いい気持ちはしないだろう。

そう私の方はアメリカに入国する時は指紋をとらなければならない。来年にパスポートが切れてしまうので、とにかく替えなくてはいけないのだが、情報が読まれるってことだよね。それってやはりいい気持ちはしない。

1ヶ月前のことだが、バンクーバー国際空港で、ポーランド人が移民として入国しようとした時だが、誰も通訳する人がおらず、10時間以上も待たされた男性はフラストレーションのあまり椅子とか投げ出しちゃったんだけど、RCMPのオフィサー(日本だったら、警視庁の警視正と言ったらいいのかな?)4人がやってきて、Taser Gun( 電気ショックのガン、カナダでは2003年以来、警察が使い始めて、18人の人がこれで亡くなっている。アメリカでは一般の人が使えるらしい。恐ろしい)で何度か打たれた彼は、このショックで亡くなってしまった。その様子のビデオが今日ちょうどメディアで公開されていたが、どう見てもすごい危険人物という感じではないし、言葉が分からない訳だから、取りあえず取り押さえてから対処できたはずだ。とっても悲しい話だし、言葉がわからないという面では人事ではない。今だからこそ、支障はないにしても、誰も通訳がいなくて、意思疎通ができないまま、何時間も・・・この移民局の対応が信じられないね。時間があればポーランド大使館かポーランドコミュニティーにでも連絡しても対応ができたと思うのだが。

保安上、もちろん調べなければいけないのは、分かる。だが、受け入れと外国人恐怖症をどこで境界を引くかだ。9・11以来、保守的な方向へと動いているが、もっと効果的でバランスのとれた対処というものはないのだろうか?

日本の出入国について、話を戻すが、日本だと外国人居住者は、外国人登録証明書というカードを作らされるのですが、そのカードには指紋の捺印がついている。初めて見た時は、かなりショッキングだった。これもかなり差別的だよね。犯罪者を探す時には優先に使われそうだよね。特に日本で生まれている在日韓国人、中国人、フィリピン人、その他の在日外国人たちも日本市民として扱われない。帰化するか、両親どちらかが日本人だったら別の話だが。彼等たちも登録しなければいけない訳?おかしいよね。私は、カナダの移民カードPRカードは持っているが、もちろんそのカードに指紋なんてついていない。

国それぞれ、保安についての考えは違うにしても、全体的に見ても、まだまだ排他的なところは多いだろうし、更にここ何年かは保守的な方向に動いているような気がしてならない。

日本に今回帰って、一番びっくりしたこと!それは、親の「見合い」という言葉。えっ?かなり耳を疑った 帰って早々、「OO市のお医者さんと見合いしろ〜!」はっ???今の冗談よね いやいや、近所の人が言って来たって・・・あの〜、マジっすかぁ?私が彼氏いるの知ってるよね?前に帰った時に写真まで見せておいたのに・・・これは、参ったぁ

「するわけないじゃん」って言ったら、「するだけ、してみたら?あんたも若くないんだから」って。「・・・」「若くないのは分かってるから」母はどうでも私と彼氏の間は本気ではないらしいと勝手に思っていたらしい・・・しかし、見合いなんて私にはとっても今更でびっくりした。いやあ、それは私が出会いを探しているのであればかなり親切なオファーで別かもしれないけど。

更に続く。。。「近いし、仕事は安定しているし、あんたが結婚せんと親の仕事が終わった気がせん」と・・・「はい、はい」私の親は結婚が遅い方だし、私は末っ子なので、年代としては60代後半。まあ、この世代だとそう考えざるを得ないのかも。だけど、保守的かといえば、そうでもないんだよね・・・彼らの言い分としては、「1回は結婚してみたらいい、人生のことが分かる」「結婚して苦労したらいい」ということは、「離婚してもいいの?」って聞くと、「ダメだったら、ダメでいいんよ」すなわち、離婚しても言い訳ね・・・それって私の親言っていることむちゃくちゃで、よく分かんない・・・ 「あの〜、離婚する方が大変だと思いますが・・・」どうでも、1回は結婚して欲しいらしい。(1回はってところがポイント?)

だが、どうやら1〜2日ぐらいで、この見合いの話はなくなり、ホッとする。が、「あんたも若くないんだから」攻撃。これにも参る 分かっているよと思いつつ、自分ではあまり自覚症状がないため、こんなに言われると洗脳されそうだ。

と思っていたら、今度は「彼氏を連れて帰ってこい」作戦に変わる。どうやら、外国人でもよいということには、なったらしい。ホッ 誰でもいいから結婚してくれに変わったのか・・・ あとは「彼氏がお坊さんになってくれたら」ってことになる。「はい、はい。だけど、2番目の兄が継ぐはずでしょう?」「いや、他にもたくさん行ける所はあるし、頭剃って修行に行ってくれたら」「いや、剃らなくても、もうつるつるよ」(まあ、この辺は私は本気で聞いていない・・・)

さらに、うちの父親は昔から何度も「彼氏と一緒に住んどんじゃろ?」と聞く。「はい、そうです」と言えたらいいんだけど・・・さすがにまだ言えていない。(といってはや何年?)もっと彼氏の仕事が軌道に乗ったら言ってもいいし、1回会えば変わるんだろうか。いやいや、親だけではなく、いろんな人に結婚のことは聞かれる。はっきり言って私には結婚には拘りがない。しかも付き合って5年が過ぎ、一緒に住んで4年が過ぎ、はっきり言って結婚したとしても何も変わらないと思う。それに、カナダだととっても便利なコモンローがある。私にはそれで法律上、支障や面倒なことがなければいい。多分、そんなんでいいのって思われる人はいると思うけど、私はそんなんでいいです。ただ親にとっては「式」をやってあげたら喜ぶと思う。とりあえず、そんなこんな言われ、送った2週間でしたが、まあ親も年を取って来ているので、不安なのだろう。心配しているから、言うのであって、何も言われないよりはいいのだろうし、何だかんだ言ってもやはりずっといろんな面で支えてきてくれた理解のある親だと思っているので、まあ今のうちは聞いておくしかないかな。

きっとお年頃(お年頃は過ぎたんですけどねえ)で独身だったら、この手の話はよく聞きますよね。はは。

今回の日本訪問は、実家にゆっくり滞在することにした。いつも結構あっちこっち行く人である。そうお盆も手伝えなかったので、何かあったら、手伝おうとも思っていた。(ちなみに実家は寺ね。)事務程度は少ししたけど、私のいる間は静かなもので、うちであるような法事はなかった。父親が主に出向くことはあったけど・・・実家は禅で曹洞宗と呼ばれるものだが、お盆は施我鬼(せがき)*といって、大きな法要があれば、また施我鬼旗を檀家さんに渡したり、もしくは檀家さんのお家を一軒一軒「お盆参り」で回るのである(近所の人ではそうでない人の家も回ることはある)。

だが、このお盆の間に、何軒も葬式が出来たそうで、忙しかったようである。宗派や地域によって、きっと違うだろうが、葬式に行き着くまでの過程がある。亡くなったら、その後すぐその家庭に赴くのである。そして亡くなった時間にもよるが、その日の夜のうちに通夜になることがあれば、次の日にあることもある。そして、だいたい次の日が葬式となるが、友引なんかであればもちろん避けるであろう。そして、だいたいの家は葬式の次の日に寺参りをする。そして、人にもよるのだろうが、お墓へお骨を入れる。49日となるのだ。まあ、それはいいとして、うちの父の場合は3〜4日は続けることになる。ただ寺参りになれば、人数を聞いて精進料理をうちの母は作らなければならない。(お弁当を頼むという家庭もあるのだが。)そうなると、材料があればいいが、なければ買い出しにも行かないといけない。意外と忙しいのである。私の場合は、主に母の手伝いとなるが、食事を作るのを手伝うか、並べて出したり、お酌ということになる。

お盆の法要では、お斎(とき)といって、参拝者に精進料理を出すのだ。檀家さんが来て手伝ってくれるのだが、小さい頃からこれを手伝ってきたので、要領が分かるので、どうでも私がいると面倒でないらしい。が、最近は帰れないことも多いし、ちょっと避けている。というのも、未婚だとうるさいし、仕事についていろいろ聞かれるのも面倒だ・・・ しかし、帰った時はそう静かなもので、ちょっと親は残念そうだった。こういう時に何かあれば・・・って。

それはさておき、私にはまだまだ健在の祖父がいる。父が継ぐまで何十年も住職をしてきた。来年の2月で満100歳となる。実際のところ、明治生まれで、出生届なんて生まれた1年後ぐらいに出しているようなので、本当はもう100歳過ぎていんじゃないかと思うけど・・・来週あたりにどうでも、町長が来て表彰してくれるらしい。いやあ、本当に元気で、歩くのは遅いけど、ちゃんと歩ける。まあ、植木を植えたり、草を取ったりするのが好きなせいか、体が丈夫である。だが、私と会話となるととっても大変。特に私の声は聞こえにくいらしく、父親や母親に通訳を頼むこともしばしば。それか、ただうなずくことにした。で、帰った時に挨拶にいくと、どうでも、私のことは分からないらしく、めっちゃめっちゃ広島弁敬語。「よ〜、来てつか〜さった」なんて言われた。まあ、仕方がないだろう。しっかりしている方なのだが、やはり年齢には勝てまい、認知症となってきたのだ。だが、海外に行った家族がいたようなという記憶はあったらしい。何故か、何度言ってもアメリカのサンフランシスコになるけど、近いほうだろう。仕事は何をしてるのかあなんて、初日には5、6回聞かれた。今聞いただろと思ったけど、もう直すのも面倒になり、うなずくことに決定。だけど、昔のことはよく覚えているんだけどね。

いやいや、参った。毎日をこうやって過ごしている両親には感服。たまに来る人にはとっても元気そうに見えて、愛想のいいじいちゃんだが、やはり何度も何度も同じことを聞いたり、事実には無根のことを急に言ってしつこく言ったりとしていると真面目に聞いて話している方がおかしくなっちゃいそうだ。まあ程々にするしかない。いやあ、私はこんなに長く生きられるとは思わないけど、認知症は誰でもなる可能性はあるものだしね。面倒見る側もいやいや大変になるね・・・老化すると、幼児返りをするのかなあ。昔は面倒を見た子供が恋しくなるのか、祖父はうちの父親にべったり。毎日何をしているのか気になるみたいで、必ず探しにくる。忙しくない時はまだいいけど、自分が話したい時にはやってきたり、父が仕事をしている時はその近くに座っている。いや、いずれは逆になるんだね。それにうちの祖父は人を話をするのが好きなようで、人が来たら音を聞きつけて、やってくる。それが、すっごい足が速い。びっくり。それが、たまたまおじいちゃんの部屋の2階にいたら、走る音が聞こえてきた。今、走った?ちょ〜速。いやいや、スーパーマンじゃないけど、不思議なくらい速かった。まあ、話をずっとしてきただけに、社交的なようだ。

ところで、この写真は1時間ぐらいドライブしていった温泉の時にとったもの。祖父です。私が言うのもおかしいけど、100歳にしては若い。お風呂に入る時は大変だけどね。父が脱衣、着衣担当、監督になってしまいますが・・・すべってこけると大変。いやいや、だけどまだまだ元気です!病気をせずにいてもらえればいいでしょうね。

*註:広辞苑によると、施我鬼とは、「飢餓に苦しんで災いをなす鬼衆や無縁の亡者の例に飲食を施す法会。今日は盂蘭盆会と混同。」となっていました。そう、先祖だけでなく、皆が成仏できるといいとされているのでしょう。

カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[11/20 ツバル]
[09/16 ツバル]
[06/24 mika]
[06/17 mika]
[06/03 mika]
[05/20 mika]
[05/20 ハシルコ]
[05/13 ハシルコ]
[05/12 みゆき]
[05/12 mika]
[04/29 mika]
[04/10 mika]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ISIS
性別:
女性
趣味:
ランニング
自己紹介:
20代前半にカナダに移住、はや11年目を迎え、まだまだ風来坊です。大学院留学、英語講師の経験を経て、また30半ばにして学生生活へと戻るべく準備を進めています。5月に初マラソン完走!更に走り続ける。。。
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
ようこそ!
ランニング記録

Copyright (c)アイシス・ジャーナル All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]