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カナダ・アメリカの生活、ランニング、映画、SF、政治、オタク度何でもあり。続けられたらよし。
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クリスマスにWは「Andromeda Stories」というマンガを買ってくれた。もともと日本のマンガだけど、英語版。竹宮惠子と光瀬龍の合作と言われるものだが、もともと1983年に出版。竹宮惠子の絵に、光瀬龍がマンガ用に書いた話だ。実は英語版は1巻〜3巻なのだが、まだ3巻が出ていなくて、話がお預けだ。北アメリカでも日本のマンガブームは浸透して来ていて、しかも少女マンガ系もたくさん出て来た。

そうそう、昨年の9月に竹宮惠子先生が来て、レクチャー、英語版の『To Terra』にサインしてもらったばかり。やはり、ミーハー。

それはいいとして、フューチャリスティックでありながらも、古典的なローマ?や古代な中近東?をイメージさせる衣装に、建物。意外とこういう感じってSFで使われている感じがする。実際のところ、時間は地球とも違うし、他の惑星の出来事なんだどど、よ〜く話を読んでいると、結構disturbing... 知らないうちに、機械が人の中へ入り込んでいる。見た目は変わらないけど、心は蝕まれて、殺人マシーンのようにもなってしまう。機械と人間(エイリアンなのだろうが?)との戦いって結構SFで考えるとクラシックなストーリーらしいけど、当時にこういったテクノロジーやDNA変換じゃないけど、想像力があってかなり面白い。

気が付いたんだけど、日本の小説って、血の話、血統と言ったらいいのかな?純血であることっていう話ってよく出て来る気がするね。血液型のこだわりもそうだけど、純血へのこだわり、やはりこれは天皇制の歴史の影響が日本文化には浸透していてるのかな?ちょっとそれが気になるね。

だけど、まだ最後まで読んでないので、感想はまたすべて読んでからにしよう。単なる中間報告というか、中間的な感想?(そんな言葉なんてあるの?)まあ、いいや。
また今度。
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スタートレックの一番最近のシリーズ「エンタープライズ」のビデオテープを少し見ていた。最近と言っても2002年に始まったから、5年前になるけど。全然最初は見ていなかったので、分からないけど、最初のシリーズはよかったらしいが、4シーズンで途中で打ち切りとなってしまう。ファイナル・エピソードはあったけど、いかにも急いで作った感じだった。視聴率が悪かったらしい。。。(これも、4年以上前になってしまうのね。)

分かる気がする。長いシリーズになると、結構辻褄が合わないことが多い。だけど、このシリーズは合わないことがいっぱいあった気がするし、かなりアメリカチックで政治的なプロパガンダも最後の辺りはいっぱい組み込まれていた気がする。(もちろんスタートレック自体、アメリカチックなんだが。。。)ファンだったら、話の筋が他のシリーズと合わないのは、結構致命傷 Insulting the audience... 観衆を裏切るったらいいのかなあ 楽しめたシリーズで、これから可能性のあるものだと思ったけど、残念なことに終わった。

私の好きなエピソードはボーグの出て来るもの。サイボーグのボーグの略かな。ネクスト・ジェネレーション、ボイジャーでも出てきていた。人間でもエイリアンでも、一度殺されて、このボーグに感染すると、サイボーグとして生き返る。そして、個人としての意識は消され、意識は一つのボーグのマインドとして同化されてします。人間の恐怖が表れていて面白い。しかも、西洋的な個人主義から見ると、特に個性がなくなり、単一化されるというは、かなり恐ろしいことととれるだろう。そうこのエンタープライズでも、このボーグが出てきた。そうそう、このボーグたちはなかなか死なない。武器を使っても何度か使うと、すぐにアダプトしてしまって、使えなくなる。だから、余計怖いよね。だけど、このエピソード、ドクターは感染されても、なかなかボーグにならなかったこと。武器(しかも200年前の旧式)を使って、ボーグが死ぬ。アダプトするまでが長過ぎ。。。ということが、気になり、楽しめたはずが、いまいち

まだまだかなり初心者のSci-fiファンですが、もっとよい、面白いものがあったらなあと思いまする。

追記:そう、今日”初”のブレッドメーカーでブレッドを作る ホールウィートパン。麦パンって言ったらいいでしょうか???出来はまあまあ。。。なので、写真撮らず。。。というのも、朝作ってたら、夜仕事をPCでしているWはうるさかったみたい。で、混ぜ混ぜする前にストップし、材料をそのまま冷蔵庫へ。これはよくなかったかなと思いましたが。。。ちょっとバターが多かったかな。そうグラムで分量を書いてあることを忘れていて、よく考えたらうちは秤がなかった で、カップ計算、mlでしてみたので、結構適当だったかもね。ここがB型の悪いところ、かなり自己流、適当。と言ってもね、B型でもこだわところには、かなりこだわる”こだわりさん”も多いと思うので、パン作りにこだわれば、量ることにも執着するかもね。Bさん納得するかな

黒澤明監督の『七人の侍』はもちろん世界的に有名ですよね。全然知りませんでしたが、コミック、アニメバージョンがあったんですね。1〜4話だけ、DVDでアニメを見ましたが、現代版というより未来版のSFの「サムライ7」と言った方がいいんですかね。これって日本で流行っているのかどうかもよく私は知らないのですが、私にとってはクラシックな黒澤の方の映画のイメージが大きすぎて、未来版ってなると、いろいろキャラクターを考えすぎてやはりどうもストーリーに入りにくいのが、現実ですね。。。特になんで三船敏郎の役キクチヨがサイボーグっていうのが気になるところです。

テクノロジーの発達した未来のサムライ社会でちょっとSFっぽい辺りのひねりはなかなか面白いのかなあと思いましたが、テクノロジーが発達しているのに、農民からお米を取り上げるっていうのもちょっと矛盾のような気がしてしまうのは、私だけでしょうか。。。全体のストーリーを把握していないので、結末はどうなるのかは知りませんが、今の時点でちょっとがっかりしてしまいました。農村に住む特別な力を持つ巫女というキャラクターは、面白いなと思っていたのですが、やはり最終的にはいつも助けられるとことになってしまうんですよね。(もちろんサムライは強くないとお話にならないのかもしれませんが。。。それと、巫女なのにお腹出してるし。。。いいんですけどね。)しかも、淡い恋心をカンベイに寄せるが、片想いでおわりそうな感じですね。(カンベイは男らしすぎて、恋はしていられないというデリカシーがない感じ。)オリジナルを自由に描くのはいいのですが、アニメの女の子像ってか弱い、戦えない典型的なものが多いので、ちょっと飽きてきます。(もしくはメッチャクッチャ戦えるか。極端?)もっと女性のキャラクターにひねりがあったら面白いのになあと思います。

あとは、キュウゾウという役が気になりますね。オリジナルでも静かだけど、腕のたつサムライ。強い役は必ずと言っていいほど金髪が多いと思いませんか。どうしてなんでしょう?日本人ってやっぱり金髪に青い目に弱いのか、コンプレッスがかなりあるせいか、アニメではこのイメージかなり浸透しているよね。いいのか、悪いのか。。。だけど、こういうキャラクターって日本人なんだよね。いつからアニメ、コミックのイメージってこういうのが定着したんだろうか。

アイデアは面白いし、ストーリーもがんばっているのは分かるけど、もっと違うようにできなかったのかと考えてしまいます。あまりいいことが言えませんでしたね。ですが、見たことがある人は反論でも何でも教えて下さいまし。

あとで、思ったことですが、事実に近いと言えば、サムライといえばやはり同性愛。このカンベイがキュウゾウと戦うシーンがあるのですが、キャラクターの近さ、キュウゾウはカンベイを殺さないのですが、最後にカンベイが『欲しいな』な〜んて言っちゃうところなんて、homoeroticism満載って感じです。このシーンだけではないですけどね。(サムライがサムライ(技術や人格)として惚れるというのはもちろんよく見る描写ですが、この微妙な愛情というのでしょうか、やはりり要素としては必要なんでしょうね。)そう、ロード・オブ・ザ・リングを思い出しますが、フロドとサムの旅。友情だけではなく、愛情もという感じでしょうかね。かなり話が反れちゃいましたが、この辺りは日本文学、映画やアニメでもよく見られて面白いところですね。
Time Machine 1960
1960年の『Time Machine』ですが、かなり簡単にストーリーを言うと、1989年の大晦日にイギリスの孤独な発明家と4人の友達が恒例のディナーで集まる。そこで、この発明家はタイム・マシーンを発明したことを発表し、ミニチュアのモデルで実験を。だが、1人の友人以外誰も信じてくれない。5日後のディナーを約束し、友人たちは去っていく。そこで、出鼻をくじかれたこの発明家はタイムマシーンを使って未来へタイムトリップするというもの。これ以上先は、見て下さいね。

この作品ですごいところは、アニメーション。現在から未来へと時間が移っていく過程をいろんな物で表現している。例えば、太陽が移動する様子や表に見えるマネキンの服装が次々と変わっていったり、花が咲いたりしぼんだりとしていく様子。またモンスターが死んで風化されていく様子などだ。コンピュータ・テクノロジーのない時代。1コマ、1コマその様子を撮影していったらしい。気の遠くなりそうな話。1960年に配給されたらしいが、作成は50年代から始まっている。しかも、このタイムマシーン自体を作る時の監督のこだわりよう。これはすごいですね。

内容的にはいろいろ考えさせられるところは、もちろんある。未来に住んでいる人々はみんなブロンドヘア。。。それにこの人たちは感情がなく、知識がない。ま、そこがポイントでもあるんだろうけど。過去から来た男性がこの文明社会を救い、その女の人とロマンスが。。。というところは典型的。

ま、その辺はさておき。。。アニメーションにはかなり頭が下がる。
リメイクされた作品を今度見ようと思っているので、それと比較してみまする。
今日はちょっと古いSci-fiの映画「Time Machine」を見た。もともと オリジナルのものは、H G Wellsが1895年に書いた小説から来ている。100年以上前にこういうこと想像できるってすごいよね。

ちょっと長くなりそうなので、ちょっと風邪気味なので、明日また続き書きます。
earthsea Ged
Ursula Le Guin (アーシュラ・ル・グウェン)のアースシーシリーズ読んだことありますか。1〜4巻、更に前に戻った話が2巻があります。私はやはり1作目(写真の本)が好きですが、4作目のタハヌも好きです。す〜〜〜ごっく簡単に言うと魔法使いの話ですが、とっても奥が深いです。人間の中で相反しているもの、そして何よりも冒険をしていく中で、争いが起こっても血が流れることがほとんどないです。前の話に戻った時にですが、魔法を持っている男の子が奴隷に捕われ、またそこで女の子に会うのですが、とっても読むのがつらかったですね。そこがポイントなのでしょうが、人間の貪欲さ(ここでは魔法使いたちもそうですが。。。)や醜さが描かれていて、身近なだけにつらいですよね。
さて、2年前?にぐらいにアースシーシリーズがアメリカでテレビ化されることになりました。原作では、主人公のゲドは銅褐色の肌色で、どちらかと言えばのFirst nation人の容貌に近い感じで、ほとんどのキャラクターはpeople of colorです。これには、やはりル・グウェン氏なりの意図や思いが入っていたと思います。ですが、テレビシリーズでは、ほとんどがヨーロッパ系、白人のキャストでした。何故制作者がこうしたのかという意図も分かりますが、作家の意図が無視されていて寂しいですね 更に、宮崎駿氏の息子、宮崎吾朗氏が「ゲド戦記」を映画化されたのは、皆さんご存知ではないかと思いますが、映画化すると聞いてすっごくエキサイティングしましたが、このポスターのゲドを見た時に一気にがっかりしたのを覚えています。それで、宮崎吾朗氏にメールを書きましたが、もちろん返信は来ませんでした。見ていないので、何とも言えませんが、制作者には脚色やイメージを変える自由はあると思います。ですが、アースシーの名前を使っておらず、彼自身の制作であれば、もっと納得がいくのですが、作家の想いが反映されていないところが本当に悲しいです。宮崎氏やル・グウェン氏は制作する上で話をされていたようですが、もともとストーリーを書いた作家に対して尊敬心が欠けていることが悲しいですね ずっと前にですが、バレンタインの時に私の彼氏がくれたゲドのイメージです。鉛筆のスケッチですが、もっと原作に近いイメージだとおもいます。
この間、話していたSFの巨匠アイザック・アシモブが1950年に書いた「I, Robot」がテレビでしておりましたわあ。今ではよく見る、クリエーターとロボット、人間とロボットの生活、そしてロボットが狂ってしまい、人間に危害が???という感じのテーマでしたが、原作の本は読んでいないので何とも言えませんが、人間のロボットへの恐怖、それからロボットが感情を持たないものが持ち始めるというところが描かれてありました。やっぱりアクション、クライマックスがあって、ちょっとラブストーリが入っているという基本的にはかなりハリウッド的な映画でした。終わりが想像できちゃうというのでしょうか。。。ウィル・スミスがコップ役で、社会的にはちょっと疎外されていて、その途中にドクターといい関係になり、最終的には彼がヒーロー的な存在でみんなを救っちゃうという感じです。楽しめなかった訳ではないのですが、ロボットのコアの存在やこのロボットの感情を持つ経過をもっと深く掘り下げてもらったら面白かったのにな。。。と思いますが。原作は、Suggested bookと映画に書いてあったので、結構違うんだろうなと思っちゃいました。原作はもっと深いんでしょうかね。機会があれば読んでみましょう。そうそう、余談ですが、スタートレック:ネクスト・ジェネレーションシリーズの中で出てくるアンドロイドのデータ知っていますか。このI, Robotの中で三つのLawに従わず、感情のあるロボットを博士が作ったのですが、このロボットはPositron(陽電子)が使われており、データにこのPositronが使われていたのは、果たしてアシモブのアイデアから来ているんでしょうか?
ちょっと最近、もっとSFを読んでみようと思って、SFの短編がいっぱい入っているアントロジー買ってみました アメリカ作家ばかりですが、1929−1964と古いもの。女性作家はとりあえず一人だけは入っていたし。(思った通り)本の始めから読むのも、退屈なので、気になる人から読んでみようと思ってます。これって性格が表れますかねえ で、とりあえず、アイザック・イシモッブというクラシックで有名なSF作家の”The NightFall”から読み始めました。ウィル・スミスが出ていた映画の ”I, Robot" ってオリジナルはこの人の作品なんですね。全然無知でした それでは、乞うご期待!!
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自己紹介:
20代前半にカナダに移住、はや11年目を迎え、まだまだ風来坊です。大学院留学、英語講師の経験を経て、また30半ばにして学生生活へと戻るべく準備を進めています。5月に初マラソン完走!更に走り続ける。。。
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