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カナダ・アメリカの生活、ランニング、映画、SF、政治、オタク度何でもあり。続けられたらよし。
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この間の続きではないけど、少女漫画の話。やはり私達の世代ってマンガ読みながら、大きくなったよね・・・ きっと・・・ 私は兄がいたので、少年マンガも少女マンガ両方とも読みながら大きくなった。そうそう、少年ジャンプとかころころコミックとか兄の部屋のこっそりいないうちに入って読んでいたっけ。少女マンガデビューは多分小学1〜2年かな?私はかなりの「りぼん」派だった。だけど、「なかよし」派の友達がいたので、いつも交換してすべて読んでた。で、もう少し大きくなると、別冊マーガレット、フレンドを買うか、交換するかしていた。それで、たまに「花とゆめ」系も読んでたよね。今では、きっとマンガ喫茶なんかで、買わなくても読めるし、古本屋に行けば安く買えるよね。実は広島市内にはマンガ図書館があって、やっぱりいろんな人がいっぱいいて、読んでいた。ここは、古い単行本とか月刊誌、週刊誌なんていうのも展示してあった。(東京都には私設の現代まんが図書館、京都にはマンガミュージアムってのがあるのね。)

マンガって私の父の世代にはちょっと抵抗があるのかな。マンガはよくないというイメージがあったみたいね。(だが、手塚治虫が亡くなった後、『ブッダ』のシリーズ買ってたけどね)だけど、マンガってビジュアルであるだけに、思うんだけど、いろんな知識取得、勉強?にも助かったよね?日本の歴史マンガとかはやっぱり面白いし、ビジュアルがあるほうが絶対覚えるよね。大和和紀の『あさきゆめみし』はやはり源氏物語の複雑な人物関係を知るにはもってこいだった。(実際のところ、マンガの人物描写と物語の人物描写は違っているところもあるらしいんだけど・・・)そうそう、私はこういう複雑な人物関係、ドロドロ恋愛関係の小説とかのお話は好きだった(あくまでも話の上で。実際に巻き込まれるのは面倒くさい。実際なら、おしょうゆのようなサラサラ関係が好き)。あとは、エッチなマンガとか兄が持っていて、いろいろ性知識もね・・(違うかぁ・・・、間違った情報の可能性も大よね) それはともかく、中学とか高校とかよく内職した。後ろの席なら、机の中に広げて読んだりとか、教科書の上にのっけて読んだりとかしなかった?もろバレバレだとも思うけど・・・ そんなことしてたの?ってこっちの人には驚かれたりもするけど。

中学に入ると、マンガと同時進行に、赤川次郎のミステリー小説と藤本ひとみのちょっとした歴史の入った恋愛?小説ってのにもはまって、大学に入ってからはマンガとは縁がなかったほうかもしれない。だけど、カナダに来て、大学院に行ってから、日本近代文学や女性学の授業でマンガが登場!かなり新鮮だった。あるクラスメートにセミナーで、「なんで日本のマンガの描写は、日本人でもみんな白人っぽいの?」って聞かれた。「白人?う〜ん、そう言われてみれば・・・ブロンド・ヘア、大きな青い目、高い鼻、異様に長い手足・・・」この時まで考えたことなかった。「なんで?」と言われても・・・「日本人の読者たちは日本人として読んでいて、違和感を感じたことがないんじゃない???」いやあ、はっきり言って、答えられなかったので、言葉を適当に濁すしかなかったよね・・・ いまだにこの「なんで?」にははっきりとした解答が見つけられていないと思う。江戸末期にアメリカの黒船ペリー艦長が日本に来て(強制的に)開国され、日本が近代化へ向かう。そして、西洋に追いつけ、追い越せとアジア各国を侵略する帝国主義が深まり、第2時世界大戦、太平洋戦争、そして”敗戦”となった。この近代化する過程において、また戦後にかけて、大きく西洋人やアメリカ人の理想化、そして憧憬、さらには相反する嫌悪感というのか、コンプレックスによって、この白人らしきマンガの描写はできあがったのではないか。などなどいろいろ疑問視するところである。もちらん、ディズニーに影響されたのも多いのかもしれないが・・・これは、もっと深く掘り下げてみないと分からないな。きっといろんな説があるに違いない。

美の意識だってそうだよね。二重まぶた、すらっと高い鼻、長い足、白い肌などなどがよいとされているのも、この西洋人の容貌が理想化されているからだろう。もちろん、これは日本だけではなく、たくさんの国で、またアメリカ、カナダでもそういった風潮はまだまだあるだろう。

この点について、皆さんのお考えはどうでしょう?

少女マンガについて・・・実は、今回のセミナーで、「やおい」というジャンルが少し分かって来たかな(きっとかなり自己満足)と思ったので、書いてみようと思ったら、全然違う方向へ・・・これについては、また今度

*ちなみに、広島市立まんが図書館です
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ふむふむ!
漫画も掘り起こすと奥が深いのね~??
最近は漫画を読むことも無いけど、小学校や中学生の頃は、マーガレットをよく読んでたかな・・・”りぼん”や”なかよし”は付録が付いていたけど、何故か買わなかった!
私の時代は”エースをねらえ!”の時代で、中学に入ったら憧れのテニス部に入部する子が沢山いたっけ・・・懐かしいな~!
mika 2007/09/28(Fri)04:54:48 編集
Re:ふむふむ!
マンガっていろいろ面白いよお。

>最近は漫画を読むことも無いけど、小学校や中学生の頃は、マーガレットをよく読んでたかな・・・”りぼん”や”なかよし”は付録が付いていたけど、何故か買わなかった!
マーガレット派かあ。私はマーガレットもやっぱり好きだったなあ。そうか、りぼん、なかよしって付録が付いていたね。私はそれにもつられて買ってた気もする。全員プレゼントとか必ず出してたもんなあ。

>私の時代は”エースをねらえ!”の時代で、中学に入ったら憧れのテニス部に入部する子が沢山いたっけ・・・懐かしいな~!
お〜、「エースをねらえ!」はやっぱり見てたよお。特にアニメ見てたけど。確かに、それでテニスしたくなったもん。私は、高校が軟庭。かなり遅れたデビューだよね。
ISIS  【2007/09/28 05:32】
無題
私も「りぼん」派でした。たぶん小学校高学年くらいから。おとめチック系も好きだったけど、ちょっぴり大人な一条ゆかりとかも。
その後「マーガレット」に移行し、他にもいろいろ単行本ではなくて、何て言ってたのかな?コミック本?も読んでた。「エースをねらえ」はもちろん、「はいからさんが通る」「生徒諸君」「希林館通り」などなど。。。
少年漫画は従兄弟の「少年ジャンプ」で、味平とか好きだったな。
ほんと、懐かしい。。。。
ハシルコ 2007/09/30(Sun)14:44:42 編集
あっ、ハシルコさんも「りぼん」派!
一条ゆかりは「有閑倶楽部」とか読んでましたよん! やっぱりマーガレットだとくらもちふさことか岩館真理子とか好きだったかなあ。う〜ん、多分コミック本だよねえ。私も毎月買ってましたよ。で、交換して、読みあさってた。

>「エースをねらえ」はもちろん、「はいからさんが通る」「生徒諸君」「希林館通り」などなど。。。
うわあ、懐かしい!読んだ、読んだ。アニメでも見てたぁ。「生徒諸君」が小泉今日子でドラマかされた時は、ちょっとえって感じだったけど・・・小泉今日子だったよね?あとは、私は「王家の紋章」とか「ガラスの仮面」とか好きだったなあ。
少年漫画は、いろいろ読んでたと思うんだけど、「タッチ」とかかなあ?後は、いやらしいやつとか・・・弓月光の「みんなあげちゃう」とか知ってる?いやあ、私の兄が最初貸してくれた・・・どういう兄やねんって感じだけど・・・(あっ、引かないでね
ISIS  【2007/10/01 06:04】
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20代前半にカナダに移住、はや11年目を迎え、まだまだ風来坊です。大学院留学、英語講師の経験を経て、また30半ばにして学生生活へと戻るべく準備を進めています。5月に初マラソン完走!更に走り続ける。。。
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